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[PS3] 428感想

2009/12/01
ペルソナ4をクリアした後は、以前からプレイしていたプロ野球スピリッツ6のオンラインしつつ、4200円で購入したPS3版の428をプレイしていました。

ノベルゲーってそんなにプレイしている方ではないとは思うんですが、実写というのもあって現行機の能力を活かしていて、ノベルゲーも進んだものだなと思いました。

群像劇というスタイルは小説でも好きですし(最近では伊坂幸太郎のラッシュライフなんかが有名ですね)、昔同じチュンソフトの「街」という作品でも使われていたように(残念ながら未プレイです)、全てを把握できる神の視点から、相互に干渉させた些細な行動の積み重ねでハッピーエンドを目指すといった形でノベルゲーとはとても相性がいいと思います。
キャラクターも個性的で役者さんもなかなか味があります。
美麗な映像は実写と相性がよくてとてもプレイしやすかったです。
サブキャラもなかなかいい味出してます。

演出面では、限られた時間内での分刻みの物語というのは、プレイヤーに事件の推移が把握しやすくて、各キャラの行動の相互作用がよく分かるので非常に良かったと思います。
ここら辺は海外の某ドラマを意識したりしたのかなあ(見たことはありませんがw)。
特定のキャラだけを進めるのを避けるためのKEEP OUTというシステムも、キャラ同士の些細な繋がりを意識するのに役立っていたと思います。

ささいな行動が後々けっこうな影響を他者に及ぼしたりするのですが(いわゆるバタフライエフェクトです)、なるほどなと思うようなものからとことんくだらないものまで多種多様で、非常に楽しめました。

チュンソフトらしくおまけ要素も豊富で、随所に遊び心が満載です。
ファンにとってはまたあれもこれも入ってるのかといったところですw
システム周りもスキップ機能にやや難があるものの(既読でも節目にしかスキップできない)、少し不便に感じるくらいでおおむねさくさく進めることができます。

音楽は少し残念な感じでした。
キャラごとに特色はあるのですが、使い回しが多く、途中から緊張感が薄れてしまいます。
ノベルゲーなんだしもう少しこだわってもいいところだと思います。

ストーリーは何を言ってもネタバレになると思うので触れませんが、上記したように把握しやすく、徐々に真相に迫っていき、すべてが解決したときにはそれなりに達成感もありました。
ただ(以下微妙にネタバレなので反転)
バッドエンドではその後が描かれるものが多いのに、trueエンドでは事件が解決した時点で話が終わってしまう点が少し残念でした。
キャラが魅力的なので、事件後の平穏に戻った渋谷とともにキャラごとにその後の日常を見せてほしかったような気がします。


あとオマケを我孫子武丸とTYPE-MOONが担当しています。
我孫子武丸はかまいたちの夜シリーズのシナリオ担当として有名ですね。
TYPE-MOONは文学として有名なFateの会社ですw(個人的にはFateはけっこう好きだったりします)
我孫子編は『弥勒の掌』や『殺戮にいたる病』を書いた人とは思えないシナリオ(どちらもよくも悪くもかなりインパクト強い話です)。
味があって、音楽もすばらしくてとてもよかったです。
TYPE-MOON編は正直かなり残念な出来でした。
こんなこと言うとファンの方には怒られるかもしれませんが、話自体が全然おもしろくなく冗長なだけで、やらされた感満載でした。

蛇足ですが渋谷に行ったことは一回くらいしかありませんw
ある程度渋谷に親しみが持てる方ならより楽しめるかと思います。

総プレイ時間は攻略を見ながら(といっても攻略を見る必要はあまりないかと思います)、トロフィー全獲得と隠しシナリオ全て含めて20時間ほどでした。
ノベルゲーなのでしょうがないことですが、ボリュームがやや足りない印象はあるものの、十分楽しめます。
かまいたちシリーズなどをおもしろいと思ったことがある方なら、こういったゲームの集大成といった感じで満足できる出来でしょう。
ただファミ通のクロスレビュー40点は少しやり過ぎかなと思いますが...(信じてる人もあんまりいないでしょうが)
comment (0) @ PS3総合
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