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[マンガ] 古谷実

2009/02/19
ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」でデビュー。
次の作品「僕と一緒」、「グリーンヒル」もギャグ漫画ではあったが、この頃からけっこう毒があった気がする。
「ヒミズ」ではギャグ漫画の要素を一切排除して一転暗すぎるくらいの作品になった。
この作品は自分でもとても好きな作品で、主人公の年齢と割りと近い歳で読んだので、感じる部分も非常にあった。
作品を通じてのテーマは、生きる価値のある人間とない人間の話だと思う。
主人公の住田は悪いやつを自分の手で殺す、すなわち私刑を執行するために夜な夜な徘徊するわけだが、そこでの葛藤や自己正当化のためもがく過程での心理描写は秀逸だと思う。
個人的に深く考えさせられる作品です。

続いて「シガテラ」、「わにとかげぎす」を発表した後、現在は「ヒメアノ~ル」を連載中。

古谷実の作品っていうのは、ギャグ漫画期を抜けた後も一見ユーモア色が強く、キャラの動きも大げさで、ギャク漫画的要素を多分に引き継いでいるように見える。
ただ少し読み進めてみると内容はシュールで、深く暗い。
どの作品も頭のいかれた奴が出てくるし、そのいかれ方が半端ないっていうか本当に気味が悪い感じに仕上がっている。
作品に共通しているのは、ユーモアな日常に何の前触れもなく狂気が訪れるとこ。
日常のありふれた出来事や何でもないことの描写が非常にうまいために、そこに入り込んでくる狂気に本当に恐怖感を覚えることができるといえる。
あと特筆しておくべき点をして、気取らないかわいい女の子の描き方がすごくうまい。
シガテラのヒロイン南雲ゆみさんは、くろふね的漫画ヒロインベスト5に入りますw
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[マンガ] 弐瓶勉

2009/02/01
弐瓶勉の代表作はバイオメガとブラム。
バイオメガは現在ウルトラジャンプにて連載中。
どちらも世界観は同じで近未来SFのアクション物。

セリフは極力少なく絵で魅せる。
その分は絵はかなりうまい方で緻密。
セリフが少ない分一回読んだだけでは理解できない部分も多々あるが、
しっかり読めば深い世界観と緻密な設定が見えてくる。

誰が読んでもおもしろいといった趣の作品ではないが、
読めば読むほどおもしろい作家なので興味をもった方はぜひ。
nihei2
nihei1

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